後悔する前に知っておきたい!自分でデータ復元をする際の注意点

パソコンに保存していた大事なデータを間違えて削除してしまった・・・、バックアップをとっているつもりでいたのに、ちゃんとバックアップが取れていなかった、ゴミ箱に重要なファイルを入れたことに気が付かず空にしてしまった、などの経験は誰にでも1度はあると思います。
後で気付いて冷や汗をかいたり、ガッカリしたことはないでしょうか。
しかしデータを自分で復旧することはできるので諦めるのはまだ早いです。市販でもデータ復旧ソフトが販売されているので、削除後スグであれば、簡単に自分でもデータを復旧することが可能です。
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しかし注意する点はいくつもあるので慎重にしなくてはなりません。パソコンの電源を入れたら連続で強制終了をしてはいけません。OSのエラーのみのトラブルであれば問題はありませんが、それ以外の場合はデータ復旧ができなくなる恐れがあるのでスキャンディスクやデフラグメンテーションをしてはいけません。
またデータ復旧が不可能になる可能性があるので個人でハードディスクを解体してはいけません。障害が起こる前の正常な状態の時にインストールして使用するのがデータ復旧ソフトなので、削除後にデータ復旧ソフトをインストールしてはいけません。インストールすることによって、復元希望していたデータを破壊してしまう可能性があるからです。
その他、復旧方法や様々な検索はインターネットで調べる場合は、トラブルが生じているパソコンではなく他の問題の無いパソコンを必ず使用してください。データの復旧先は外付けの他のハードディスクを用意して、トラブルが起きたり、削除データがあったハードディスクには絶対に上書きや保存をしないでください。
データの復元先を間違えてしまうと二度とデータが戻らなくなるので、トラブルが起きているハードディスクとは別の容量のハードディスクを使用した方が間違えることもないので無難です。
削除データを復旧したい場合、下記の操作は厳禁です。
- インターネットで検索
- メールの送受信
- パソコンの再起動
- 削除後の同名フォルダの作成
- 削除後の同名ファイルの作成
- プログラムのインストール
- 各種ドライバーのインストール
- 写真や動画などのファイルサイズが大きなデータの保存
復元ソフトを使用したトラブルで一番多いのが、実は誤操作です。
慌ててデータを復元しようとして、復元元のデータがあったハードディスクなどを復旧先としてしまい、復元しながらデータを破壊してしまうという行為です。
大事なデータを削除してしまった、良く確認もせずにゴミ箱を空にしてしまった・・・さらに復元ソフトをダウンロードし、インストールした上、復元先を間違えるという2重、3重の人為的なミスによりトラブルが拡大してしまうので注意が必要です。
大切なデータの場合、データ復旧専門業者に依頼した方が安全です。
